「外国人実習生を雇うと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっている・・・・・雇ったが正しい。」と、いうわけには行かないので監理組合の選び方を考察してみます。残念ながら、結論から申し上げると監理組合の関係者様は怪しい人が多いです。特に私が初めてお会いした方は・・・・・
こんな感じでした↓

「実習生いいですよー儲かりますよー」ってソレでついていく事業主ヤバいでしょ?
図はイメージですが私の初めてお会いした監理組合の方は長髪の50代半ば位でサングラスカチューシャの世良公則さんを崇拝しているような人でした。もちろん私個人の意見です。残念ですが世良さん(仮名)とのお付き合いを今回は見合わせさせて頂きました。
外国人雇用に前向きな社長さんは「実習生雇いたいけど監理組合えらびが面倒」という方がほとんどではないでしょうか?全員悪人に見えますからね・・・・・
で、どのように選ぶか?
私の肌感覚で監理組合を選ぶパターンを考えてみます。そして、それぞれに深掘りしていきます。
1、ネットで監理組合を探して選ぶ。
2、親会社の監理組合を選ぶ。
3、知人が実習生受入をしている監理組合を選ぶ。
4、知人が監理組合に関わっている団体を選ぶ。
5、営業されて監理組合を選ぶ。
選び方の共通項目
監理組合によって選べる国、職種が変わりますので希望の中で選んでください。金額に関しては配属前に纏めて払う会社、配属後に纏めて払う会社、分割で払う会社など色々ありますが概ね金額は同じです。月々の監理費も3~60000円位です。最終的にトータル支出と払い方で選びましょう。
入国から帰国までの相見積は2社以上で必ず取りましょう。検定試験、在留カードの更新など実習生と立ち会わなければ成らない場面も多いです。監理組合が立ち会ってくれるかも大事なところです。※立ち合いの無い組合は自社から1人行かなければなりません。
監理組合に通訳さんが常駐していることも重要です。
1、ネットで監理組合を探して選ぶ。
自社サイトがしっかりしている監理組合は、総じて大手が多いです。ネットで探す人の中でサイトの怪しい監理組合を選ぶ人はいないと思うので省きます。
メリット
1,しがらみがない。※嫌になったら即行動できる。
2,事務的に見積りや色々な要求がしやすい。
3,手続き一切の代行をしてくれる。
4,法律が変わった時の対応が早い。
デメリット
1,何でも人に頼りたい人と知り合いが居ないとダメな人には向かない。
2,要所要所でイベントごとにやることが多く細かい。
3,値引き交渉は難しい。
日本には約3000程の監理団体があります。探そうと思えば周りに1人くらい居るものです。しかし、あえて誰にも頼らずに探したい人にはネットで探すことはメリットと言えるでしょう。自分の責任で交渉して切り拓きたい人には向いています。反面、大手監理組合が多いので何でもしっかりとやるのでルーズな人には苦痛かも?また「3、知人が実習生受入をしている監理組合を選ぶ。」と組み合わせることでデメリットを和らげることも出来ます。
2、親会社の監理組合を選ぶ。
親会社の規模によって大きく変わるので元請から数えて自社が2次以内の場合を想定して説明します。また、親会社との関係性によっても変わってきます。自社が3次以降の場合は専属率100%以外は次項の3か4が近いと思います。
メリット
1,入国から配属、現場入場までのサポートを親会社から受けやすい。
2,実習生が入場しやすい環境を貰いやすい。
3,親会社が実習生雇用をした時と同等の支援を受けやすい。
デメリット
1,会社の情報(財務・待遇ほか)は親会社に筒抜けになる。
2,100%子会社でない時の待遇はやや下がる。
3,本業ではない筈なので社内の派閥による影響を受けやすい。
親会社の監理組合を選ぶ最大のメリットは実習生が行ける仕事が貰えることです。この有無によって選ぶ理由がなくなると言っても過言ではありません。そして、親会社の実習生や同じ境遇他社から情報を得やすい環境にあるので情報収集も容易いです。景気による動向も聞くことが出来ますので選ぶ前に必ず調べましょう。あなたの会社と親会社実習生推進派のトップとの関係も今後に左右されやすいです。このように最大のデメリットは親会社社内政治が絡むところです。
長くなってしまったので続きはコチラからお願いします。