実習生にワクチン接種をするための会社が行うことを備忘録がてら綴ります。日本人のワクチン接種手続きにも使ってください。
1、ワクチン接種の説明と希望調査をする。
2、市区町村の接種券を集める。
3、ワクチン接種の予約を代行する。
4、ワクチン接種の予診票を書かせる。
5、ワクチン接種をする。
6、接種後は自室で安静にさせる。
1、ワクチン接種の希望調査をする。
ワクチン接種には発熱、頭痛など副反応の可能性があり強制することが出来ません。実習生にはリスクを説明の後、接種希望の有無を確認しましょう。医療関係の翻訳は微妙なニュアンスで大きく変わってしまうので翻訳ソフトを使用せずに必ず監理組合での翻訳や通訳を依頼してください。
※「新型コロナワクチン接種のお知らせ」「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」「新型コロナワクチン接種の予診票」の厚労省HPに載っていたPDFを一部アップします。「4、接種アンケートを書かせる。」の時にも役立ててください。
新型コロナワクチンの予診票・説明書・情報提供資材|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
2、市区町村の接種券を集める。
ワクチン接種券(クーポン券)が市区町村から住民票の住所地に送られてきます。後日の心変わりに備えて接種の有無に関係なく集めましょう。稀に(弊社では10%)届かない事がありますので市区町村に問い合わせ再発行を依頼しましょう。
※再発行は本人しか出来ないと言われることがあります。実習生である事と日本語が話せない(or役所に実習生の言語が話せる方がいるか)を聞くと大抵は大丈夫です。
3、ワクチン接種の予約を代行する。
インターネットで予約を行います。接種後と2,3日は副反応で欠勤する可能性を考慮して接種日を割り振りましょう。接種日を監理組合に報告して通訳の手配(orSNS待機)を依頼してください。※詳細は下記
4、ワクチン接種の予診票を書かせる。
市区町村から届く接種券に予診票が同封されているので実習生に記入させます。「1、ワクチン接種の希望調査をする。」の時のPDFにベトナム訳とインドネシア訳を参考にしてください。予診票の種類が違う時は必ず監理組合に翻訳依頼をしてください。
5、ワクチン接種をする。
接種当日に体温と体調の確認をします。通訳さんがSNS待機の時は接種時間を伝えスタンバイさせましょう。実習生が接種会場でわからないことはSNSで即通訳できる体制にしましょう。特に副反応の症状は多岐にわたるので実習生から通訳さんへの連絡体制を確実にしましょう。