受入2回目の実習生問題のつづきです。以前の記事はコチラから
1期生とは
会社として最初の実習生。※実習生の最初の会社であること
2期生とは
会社として1期生が居る状況での2回目の実習生。※同
2期生問題とは
2期生の受入後に起こりうる様々な問題のこと。
1,先輩に甘えて日本語学習を疎かにする。
2,仕事の指導を1期生に任せすぎる。
3,実習実施者とのコミュニケーションを減らそうとする 。
4,実習実施者も1期生を介しての付き合いになる。
3,実習実施者とのコミュニケーションを減らそうとする。
ここでも先輩が居ることにより2期生は日本人とコミュニケーションを取らない・・・・というと2期生が悪いかのような構成になってきたので反省します。前回少し触れたのですが双方にメリットが多過ぎるが故のデメリットなのです。1期生がいつまでも通訳として居てくれるかのような幻想が関係者全員に芽生えてくるのです😅
誰だって外国では母国の先輩に頼りたいですよね。
4,実習実施者も1期生を介しての付き合いになる。
2期生問題における現状把握ができたところで、対処方法を以下に纏めてみました。実現可能なものから取り入れてみましょう。また、他にも試してみましょう。
1,全員に2期生問題と対策を周知する。
2,少しずつ他の実習生と同じ所で働かないようにする。
3,実習実施者とマンツーマン指導をする。
4,同期の実習生同士を出張に行かせる。※可能であれば
弊社での対策方法
弊社では入社後半年間、先輩実習生と同じ職場で働かせてから別々の現場に行かせることを繰り返します。寮の部屋割りも新人のうち(入社半年後から)は別の国の人と同じにします。なるべく長期の出張現場を段取りしたり、他社へ応援に行く仕事も並行して行うようにしています。常に実習生が1人で学ぶ環境を整えましょう。